山のルールを守ってください!

◆一度失われた自然は戻りません!◆

2014年4月13日(日)午後3時45分頃、葛城山頂で火災が
発生
しました。

幸い大事に至らずに済みましたが、それは葛城高原ロッジの
方々が火を発見し、その場にいた登山者の方3名とともに、
ロッジに配置されていた消火器を使って消火活動をされた
から
です。

特に冬から春までのこの時期、山の草木は枯れています。
山頂には水がありません。火災が発生しても、
消防隊が山頂に到着するまで時間がかかります。

この状況で、タバコ・携帯コンロ等の火の不始末が
起これば、あっという間に延焼し大惨事
になります。
一度失われた自然は、元には戻りません。
元の姿を取り戻すためには、
多くの人の手をかけて、数十年、数百年とかかるのです。

山の眺めを見ながら一服したい、食事をしたいと
いう気持ちは分かりますが、登山を楽しむ皆様には
山のルールを守った上での行動をくれぐれもお願いいたします。

<山での火の取り扱いについて>
タバコはできる限り、ロッジや山小屋など、灰皿がある場所、もしくはきちんと消火できる場所で吸う
野外で吸う場合は携帯灰皿に灰を落とし、吸殻を収納し持ち帰る
(もちろん煙が他の人の迷惑にならないよう、風下で吸うなどの配慮は当然です)
山で火を使う場合、キャンプ場等の施設内での使用が基本
野外で携帯コンロ等を使って、火を使う、お湯を沸かす場合、万が一のため消火用の「水」を用意する。
周囲に燃えやすいもの=枯葉・枯木等がないことを確認する。
火を使い終わったら、完全に消火したことを確認し、コンロは燃料クズ等も含めて持ち帰る
(その場に捨てる・放置しないでください)

◇山のルール参考:富士山で禁止されていること「火気の取り扱い」
http://www.fujisanpo.com/guide/basics-01.html#rule-05


葛城高原ロッジのスタッフの方、また登山者3名の方、
今回、大事に至らなかったのはあなた方のおかげです。
心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

●「主な登山ルール・マナー一覧」

ゴミを捨てない、ゴミは持ち帰る
山の動植物(含む昆虫)を採取しない
火の取り扱いは厳重に。(タバコは決められた場所、もしくは携帯灰皿で。簡易コンロを使用する際も決められた場所、周囲に燃えるものがないかを確認する、等)
登山途中で出会った人は、見知らぬ人でも挨拶を交わす。
斜面(坂道)で登山者がすれ違う際は、「登り」の人が優先
装備(トレッキングシューズ、ストック、リュック、アイゼン等)、服装(下着は汗が乾きやすい化繊入りのもの、気温に合わせて脱ぎ着しやすい服等)を準備する。
山の天候は急変します。雨・雪に対応するカッパ・アイゼン、気温の変化に対応できる服装の準備を。
冬季、アイゼンを使用している時は、山小屋、ロッジ、トイレ等の建物・施設に入る際は、アイゼンを外す
例え、夏場でも山頂の気温は平地に比べ低いです。汗をかいた時の着替えや寒い時の服を用意する。
低い山だからピクニック・散歩で…という考え方はしない。高山だけでなく低い山でも遭難・自分の場所が分からなくなる等のケースが多発。
日帰り登山であっても、万が一のことを考え、水や軽い食糧を用意すること。
数人で登る際は、経験豊かな人をリーダーとする。リーダーは、全員の体調や体力、気象状況・登山ルートを把握する。様々な状況が悪化してきたら、登山を中止することも重要。
登山する際は、「登山ルートの確認」「当日の気象情報の確認」「体調・体力(自分およびメンバー)の調整・把握・確認」「持ち物の確認」など、準備を万全に。
(以上は代表的なものです。)

これ以外にも様々な事項がありますが、登山のルールは
基本的に「自然・他人への思いやり」です。
ルール・マナーを守って楽しい登山を!