8月12日(月・祝) 会場:コスモプラザ(多目的室)
奈良県大和高田市片塩町12-5
テーマ「ギャンブル依存症~勝ち負けの快楽~」
当事者ご本人からの体験談を拝聴しました。
やってはいけないことをやってしまう、生きづらさ、他者と比較してしまう、人の中にいても自分自身がいない、誰かと一緒にいるのだが居場所がないような感覚など・・・。
様々なキーワードが出てきました。
その時々の本人・家族でないと分からない生活状況や環境などが合わさって、本人の気持ちだけではどうにもならない人間関係に身を置かざるを得ない場合、誰しも「○○依存症、△△依存症」になる可能性はあるのではないかと思いました。
※○○や△△は依存症の具体的な内容が記入されるとご理解ください。
今回はギャンブル依存症が主なテーマでしたが、日本だけではない社会的問題である薬物依存症、アルコール依存症、最近ではSNSに関する依存症(こちらもケースによっては深刻化)、買い物依存症など、原因や症状はいろいろあると思いますが、心が強いとか弱いとか・・・それだけで判断できることではないのではないか?という印象を持ちました。
“自立した生活が一番難しい” と登壇された方がおっしゃっていました。
改善のためには、当事者本人の心の変化や実際に回復するための行動が必要ですが、その言動を生きる力に変えて支えになってくれるのが『仲間』だと言われています。
依存症から立ち直るきっかけや支えになる『仲間』とは。
お互いに、相手のためになることであれば、厳しいことをはっきり伝えられる。お互いの存在・立場や自由を認め合い、見返りを一切求めないようなつながり・・・。
仲間とは何か?今一度よく考えてみたいと思います。
福祉部:下江