香りによって緊張がほぐれたりリラックスができたりした経験をお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。
一方で香りが長続きする柔軟剤、玄関やリビングでただよう芳香剤など、自分が好きな香りでも人によっては不快に感じることもあるようです。
その香りが好みではない、という単純なことだけでなく頭痛・めまい・吐き気・かゆみ・下痢・動悸・倦怠感・疲労感など深刻な症状を訴える方もおられます。
このような症状は化学物質過敏症と呼ばれ、まだ治療法などが確立されていないそうです。
今は症状を感じていない人でも、日常的に化学物質に触れていると、いずれ化学物質過敏症を発症する可能性があるかも知れません。
周囲への配慮を忘れずに、使用する量とＴＰＯを考えるようにしたいものです。
※化学物質過敏症についての詳しいことは、大阪市を始め各自治体のホームページ、あるいは厚生労働省・環境省などのホームページで検索をお願いいたします。
堺市総合福祉会館１Ｆロビーで、化学物質過敏症に関するパネル展示が開催されています。
★２０２３年５月１日（月） ～ ３１日（水） ９時から２１時まで
★堺市総合福祉会館１Ｆロビー（大阪府堺市堺区南瓦町２－１）