患者さんのためのやさしい衣服

▼2015年1月31日 日本経済新聞夕刊より

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帝人から色素性乾皮症の児童向けに、東レからは放射線治療中の乳がん患者向けの衣料品がそれぞれ発売されます。

色素性乾皮症とは、日光に当たると皮膚がんを起こす難病で、患者の子供たちは外出が制限されがちです。
帝人の衣服と帽子は、紫外線をカットしつつ、着脱しやすく動きやすいデザインにこだわったそうです。

一方、乳がんの放射線治療では、患部に炎症がおこり痛みを伴います。
東レの衣料品は、突起を減らした縫製や柔らかい生地を使うことで患部への刺激を抑えることができるそうです。

工夫が凝らされた衣服で、病気の悩みが緩和されることが期待されます。