認知症不明者の方が増えています

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2015年6月25日付 朝日新聞より

昨年1年間に、認知症が原因で行方不明になり、警察に捜索願(行方不明者届)が出されたのは延べ1万783人で、前年より461人増え、統計を取り始めた2012年以降で最多だったそうです。

都道府県別では大阪(1921人)が最も多く、兵庫(1207人)、愛知(894人)と続きます。
このうち98・4%にあたる1万615人(死亡を含む)は年内に見つかったといいます。

捜索願の提出から所在確認までの期間は「届け出当日」が7091人と最多で、「2~7日」の3448人が続きました。
1週間以内の所在確認が全体の97・2%を占めました。
一方、1年を超えた人も91人いたとのことです。

警察と自治体などが連携して、不明者の早期発見がされるように望まれます。

また各地で、不明者発見への様々な取り組みも行われています。

本人に抵抗がないよう配慮しながら、衣類・靴・カバンなどに身元がわかるよう名前・住所を記しておくなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

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